2019年5月世田谷刀剣会勉強会
会長がお休みということで若干参加者は少なめですが、いつもの天祖神社の社務所で和やかに開催することができました。
お手入れの仕方と、展示されている御刀の解説が今回のテーマです。
折返し銘の「備前重光」や刻印のある「水心子正彦」など茎に特徴のある御刀や、新々刀が多く並びました。折返し銘をもつ御刀には折り返すための芯を通した穴があり、その穴をまじまじと鑑賞できる機会は貴重です。見てはいけないものを見てしまったような高揚感を味わうことができました。
お手入れの際にも少しずつ刀身が減ってしまうことなどを踏まえて、できる限り御刀を損ねないお手入れの仕方をご教授くださいました。お話の途中には会員から様々な知恵が飛び交い、とても有意義な時間となりました。御刀についた油分を拭うためには純度の高いアセトンがよいのだそうです。
次回の予定等は随時Twitterで発信していきますのでそちらをご参照ください。
お読みいただきありがとうございました。